REFERENCE LINE

リファレンス・ライン

バッソコンティニュオの原点となる、
オーディオ・ラック

フルモジュラー構造

2008年、バッソコンティニュオの歴史は、このリファレンス・ラインとともに始まりました。フルモジュラー・オーディオラックという画期的な構造は、オーディオファイルから高く評価されました。
現在は、基本的な設計コンセプトは変えず、よりオーディオラックとしての性能を突き詰めた進化を遂げています。

オーディオ・ラックの“ACCORDEON”(アッコルデオン)は、独自のフルモジュラー構造を採用していおり、お手持ちのシステムに合わせた自在のカスタマイズが可能なだけでなく、仕上げに4種類の豊富なバリエーションをご用意しており、リスニングルームの雰囲気にフィットする理想のラック・システムを構築していただけます。
アンプベースの“BANDURA”(バンドゥーラ)とともに、高い剛性と洗練されたデザイン性を両立、パーツの一つひとつから「Handmade in Italy」を貫く、バッソコンティニュオの真価を体感していただけます。

カスタマイズ性

CNCマシーンにて精密加工されたステンレス鋼材支柱がモジュラー構造な事で、画像のように1段+2段+1段のセッティングも可能。システムが変わってもオーディオ・ラックを買い替える必要がなく、各コンポーネントに最も適した構成を容易に更新することができ、末永くご利用いただけます。

徹底的な振動対策

主となる素材には高剛性・高密度、制振性に優れたHDF材を採用。更に不要な振動・共振を抑制するための徹底的な対策により、搭載するオーディオシステムの性能を十二分に発揮します。

Harmoinic Damping Resonater
各棚板の裏面に、CDプレーヤーやアナログ・ターンテーブルの影響から発生する共振のピークポイントである1.5kHzを低減させる独自のダンパーを搭載。
DSD
ステンレス鋼材で構成されたスパイク受け。底面にエラストマー樹脂を搭載することで、床から伝わる低周波の吸収・分散に理想的な効果を発揮します。

科学的な検証

バッソコンティニュオのすべての製品は、自社での厳格な試験はもちろんのこと、外部の専門機関Vicoter社による実験的テストを通じて、科学的アプローチから製品の性能や信頼性を維持・向上しています。
イタリアを本拠するVicoter社は、2009年、ミラノ工科大学航空宇宙科学部の研究メンバーによって 設立され、主に航空宇宙、自動車、輸送分野の構造力学に関するコンサルティングを行っています。Vicoterがミラノ工科大学と共同で実施した静的テスト、モーダルテストでは、驚くべき頑丈性を示しています。

負荷を掛けていない状態でのモーダル・テスト
棚板最上段に負荷を掛けたスタティック・テスト
棚板最上段・中心部のたわみ具合を示すグラフ
最大70kgまで負荷をかけて、棚板最上段・中心部、棚板中段・中心部のたわみをレーザーセンサーによって測定したところ、最大75kgの負荷をかけても、棚板最上段のたわみは0.84mmにとどまり、重量のあるハイエンドのアナログ・ターンテーブルなどにとって理想的な環境を維持できることが証明されました。

美しい仕上げ

全部で4種類の仕上げをラインナップ。

STEALTH(ステルス)
設置面のパネルにチーク材を採用。木目を活かしたシックで落ち着きのあるデザインは、様々なオーディオ・システムにフィットします。
PORTOFINO(ポルトフィーノ)
黒色エンボス加工HDFを使用、設置面パネルはグレー塗装オーク材とした、エレガントでファッショナブルなデザインです。
CALIFORNIA(カリフォルニア)
設置面パネルに、斬新なエッチング加工を施した錆風塗装を採用。モダンで、高い技術力がうかがえるデザインになっています。
MERCURIAL(マーキュリアル)
黒色マット仕上げHDFで構成。設置面パネルにはカーボンファイバーを贅沢に使用し、モダンで高級感あふれるデザインに仕上げています。

豊富なラインナップ

オーディオラック”ACCORDEON(アッコルデオン)”の他にワイドタイプの”GHIRONDA(ギロンダ)”、パワーアンプベースの”BANDURA(バンドゥーラ)”もラインナップ。

Handmade In Italy

バッソコンティニュオは、ロンバルディア一帯の工房や職人たちと緊密に連携しながら、部品の一つひとつに至るまで品質管理を徹底し、性能と美しさを両立する細心のものづくりを貫いています。
その基底にあるもの。それは、イタリアの歴史と文化、産業遺産を背景とした「Handmade in Italy」に対する誇りと自信に他なりません。

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